まずはマグネシウムです。
1番に勧める理由は
「食材から摂取しやすい」
「効果を感じやすい」
「副作用の心配が少ない」からです。
体感できるメリットを6つ挙げます。
①疲れにくくなる:ミトコンドリア内でエネルギーの缶詰ATPがスムーズに作られるようになるから
②冷え性が改善する:ATPがスムーズに消費されるから
③血圧が下がる:血管の筋肉が緩むから
④血糖値がさがる:グルカゴンの分泌が抑えられるから
⑤メンタルがよくなる:グルタミン酸受容体を抑制するから
⑥睡眠の質がよくなる:メラトニンが作られるから
一番オススメの方法は、
「マグネシウム粉を湯船に入れて10分浸かる」です。
アマゾンでマグネシウム粉末「塩化マグネシウム」「エプソムソルト」があります。
塩化マグネシウムなら大さじ1杯、
エプソムソルトなら付属のスプーン5杯を
浴槽にいれて10分つかります。
皮膚からマグネシウムが入ってきます。
冷え性の方は体がほっかほかに温まるのを実感できます。
我が家のお風呂がどんな温泉地にも負けない名湯になりますよ
食材では
①アオサ、わかめ、のりなどの海藻類
②大豆 小豆などの豆類
③ナッツなどの種実
④青物の葉野菜
に多く含まれています
特にアオサがおすすめです。重量の3%強がマグネシウムです。
3gも取れば1日の不足量(100mg)が補えます。
マグネシウムの推奨摂取量は300mgです。
ストレスの多い今は多めに500mg摂りたい。
ですが、アオサは品薄ですよね
アオサが無いなら板海苔でもOKです
全型で1枚重量3g、マグネシウムは42mg摂取できます
全型サイズは手巻き寿司だと2本できますね。
男性だと2本食べれますが、女性にとっては1本で満腹かもしれません。
甲状腺に異常のある方は、海藻はとりすぎに注意してくださいね。
スーパーににがり水が売ってあります。
1回で1・2滴ほど1日合計20滴、飲みものに垂らすといいですね。
一度に何十滴も入れませんように。苦くて飲めません!
サプリ愛好家の方は、amazonでNu Science社 の「超高度マグネシウム」がオススメです。
液体で塩化マグネシウムです。
塩化マグネシウムのほうが、アミノ酸で挟み込んだ米国産の一般的なサプリより吸収率がよいです。
分子栄養学的に理屈をいうと、マグネシウムの働きはざっくり3つです。
①ミトコンドリアでATPをつくる
→ Mgが足らなくなると細胞がATP不足になります。
細胞のガス欠です。その結果、内臓も筋肉も働きが落ちます
すると人間は慢性的に疲労を感じるようになります
マグネシウムを摂り始めた方からは、数日のうちに「なんだか疲れにくくなった」
という声をよくいただいています
②細胞膜でカルシウムの出入りを調節する
→ 骨格筋・平滑筋を動かすのにMgは欠かせません
足らなくなると、骨格筋・内蔵平滑筋では筋が緊張します
ふくらはぎならこむら返りが起きます
全身の筋で起こると、線維筋痛症です
Mg不足で血管平滑筋が緊張すると高血圧になります
③核でDNA・RNAを産生する
Mgが足らなくなると、DNAの転写やRNAの合成が妨げられます。
細胞分裂に悪影響を及ぼし、細胞の新生やタンパク質合成が低下してしまいます。
細胞新生ができなくなるとガン化もありうる。
タンパク合成が低下すると、筋肉だけでなく、
消化酵素や神経伝達物質も減ってきます。
なぜなら、消化酵素や神経伝達物質はタンパク質からできているからです
長寿村の共通点に、「発酵食品や海藻をよく食べている」というのがあります。
個人的意見なのですが、それは一因としてマグネシウムのおかげではと考えています。
透析中など腎機能が低下している人は、ミネラル排出障害がありますから、
マグネシウムの摂取は慎重に行う必要があります。
ドクターに相談してくださいね。
結論:「マグネシウム補給に、海藻をとりましょう。特にアオサ、海苔がオススメ」